【雪山のススメ】ウインタースポーツの魅力

【雪山のススメ】ウインタースポーツの魅力

 

皆さんは「9/12」この数字が何を意味しているかご存じでしょうか?

それは‥、1年のうちリフトに乗ってスキー・スノーボードが楽しめる月の数です!

こんにちは、雪山大好きumeです。
今年も楽しい雪山の季節がやってきました。

(11月現在)まだ雪なんか降っていない?
はい、たしかに平地ではそうかもしれません。
しかし、私はこの秋すでにスノーボードを2回ほど楽しんできています。

それでは、どこに雪があるのかお話しましょう。

まず、日本は北は北海道、南は宮崎県と全国各地にスキー場があるスキー大国です。
そして、大半のスキー場は自然降雪を利用したゲレンデとなっている為、通常12月~3月までの営業となるスキー場が大半なのですが、中には人工雪を利用して自然降雪を待たずに営業を開始するスキー場が存在します。

そして、人工雪のゲレンデには2種類の整備方法があります。
1つは、夜間気温の下がる時間帯に、空中に水を噴霧して空気中で水分を凍結させて人工的に雪を降らせる「人工降雪」を行って作りあげるゲレンデ。
そしてもう1つは巨大な冷凍庫のような施設で氷を作り、それを雪上に削り上げて空中に散布するという「人工造雪」を行って作り上げるゲレンデがあります。

後者の「人工造雪」を可能とするICS(アイスクラッシャーシステム)式のスノーマシンを持つスキー場では夜間の気温が氷点下となる冬を待たずに営業を開始できるため、日本で最速でオープンするスキー場では、毎年10月下旬に滑走可能になります。
(スノーパークイエティ:https://www.yeti-resort.com/

このほか、下記のスキー場は毎年オープンが11月上旬となっており、まだ紅葉が見られる中ゲレンデを滑走するという少し変わった光景がお馴染みとなっています。
軽井沢プリンスホテルスキー場:https://www.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/winter/
ウイングヒルズ白鳥リゾート:https://winghills.net/

先ほど紹介した人口造雪のスキー場に劣らずにオープンの時期が早い人工降雪式のスキー場も存在します。
それは、日本で最も標高が高い位置(2307m!)に存在する横手山・渋峠スキー場(https://yokoteyama2307.com/)です。

こちらのスキー場は、毎年11月中旬にシーズン営業を開始し、5月下旬~6月上旬まで滑走可能という1年の半分以上といった超ロングシーズンを誇ります。

そして、これまで紹介した人工雪方式のスキー場とは対極に位置する超豊富な天然雪を利用した一風変わったスキー場が存在します。

それは、山形県の中央に位置する月山スキー場(https://gassankk.co.jp/)です。
こちらのスキー場は、一般的なスキー場が営業している冬の期間は豪雪すぎる為営業しておらず、他のスキー場が次々とクローズしていった後の4月下旬ごろに営業を開始するという珍しいスキー場です。

こちらのスキー場の最盛期はゴールデンウイーク頃で、6月上旬まではリフトを使ったコース周回が楽しめます。
それ以降は多少のハイクアップ(自力による登山)を必要とするため、今回紹介している「リフトに乗ってスキー・スノーボードが楽しめる月」にはカウントしておりませんが、なんと8月までスキーを行うことも可能です。

ですので、
関東にお住まいの方は10月末(西日本の方は11月上旬)に人口造雪のスキー場でシーズンを開始、
12月~3月までは自然降雪のスキー場でパウダースノーを楽しみ
4・5月は残雪を利用して春スキー営業を行う高原にあるスキー場を滑り、
6月に山形の月山に行って滑り納めをするといった遊び方が可能です。

秋のスキーは、真冬と比べてゲレンデが狭いといったデメリットもありますがその分、そこまで冷え込まない為、私はスノーボードとキャンプをセットにして楽しんだりしています。

真冬では世界屈指の雪質を誇る日本海側のスキー場でパウダースノーを楽しみ、
春の山ではお弁当持参でピクニックを兼ねたスノーボードを行います。
そして、シーズンの滑り納めとして6月の月山に初夏の雪山を楽しみに行きます。

皆さんも、「ウインタースポーツは冬だけのものじゃない!」をモットーに秋から初夏まで雪山を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

投稿者
ume

アウトドアCategory Articles