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猫飼いの皆さん、猫と一緒に暮らし始めた後で「あれ、猫ってこんなだったんだ!意外だ・・・」と思ったことはありませんか?
猫と暮らし始めて早うん十年。
今では当たり前になってしまいましたが、一緒に暮らしてみると、暮らし始める前に持っていた猫のイメージと若干違うことがいくつかありました。
そんな私が感じた「暮らし始めて初めて分かった猫の意外だったコト」を7つご紹介します。
①意外と長い
猫ってこじんまりしていると思っていませんが?
でも、意外に長いんです。
猫の平均体長(胸からお尻まで)はGoogleさんに聞いてみると23~25cmと出てきます。え、本当・・・?
でも、うちの歴代の猫はさらに+15~20cmはあります。あれ?もしかしてうちだけ?
それに頭としっぽが付いてるので、感覚的にはもっと長い。しっぽまで含めた場合は全長ですね。
私は、ふにゃとして丸まって寝ているイメージがあったからか、もっとこじんまりとしたイメージを持っていました。
一緒に暮らし始めた頃、歩いている姿を少し離れたところや上から見ると、
「あれー?猫ってあんなに長いんだ・・・」といつも思っておりました。
②意外と人間に懐いてくれる
猫はあんまり懐かないと思っていませんか?
そんなことありません。大体の猫は確実に、意外と飼い主が好きです。そして意外と懐きます。
猫はそっけないイメージがあるし、ご機嫌によっては噛まれたり。大体が深追いし過ぎですよ。
それに比べて犬は社会的な生き物で、序列を認識して飼い主には「いつも待っていますよ(うるうる)」というイメージがあると思います。実際は犬にも色々いるとは思いますが。
でも、一緒に暮らしているうちに分かるのです。
「あれ、、呼んでも来ないけど、実は大体いつもそばにいるよね・・・?」適度な距離を保ちつつ。
その子の性格によって表現は違うし、呼んでも来ないし抱っこも嫌いかもしれないけど。
飼い主の近くにいて(見えなくても)、飼い主の動向を気にしていますよ!
③声の表現が豊か
猫の鳴き声を文字で表現すると、基本的には「にゃ~」。英語では「Meow」ですね。
でも、一緒に暮らしてみると、実は意外とバリエーション豊かだということが分かります。
そもそもの声色がちゃんと違うんですよ。
「ごはん~」「(甘えたいのよ~)」「起きて~」「お外出して~」「遊んで~」「ねぇねぇ」「まだ~?」「早くっ!」「やめ!」
トーンが高かったり低かったり、か細かったり強かったり、長かったり短かったり。結構様々です。
ちなみに、おしゃべりな子も寡黙な子もいます。
うちの三毛猫は声に出さない「にゃっ!」をやります。いわゆる「サイレントニャー」。英語では「Silent Meow」
サイレントニャーは
猫語の教科書 (ちくま文庫) 文庫 – 1998/12/3 ポール・ギャリコ (著), Paul Gallico (原著), 灰島 かり (翻訳)
発行元:筑摩書房
でも有名ですね。
私は大島弓子さんの「グーグーだっては猫である」で知りました。グーグーは「GoodGood」なんですよ。かわいい。
グーグーだって猫である(全6巻) 大島 弓子 (著)
発行元:角川書店続編は「キャットニップ」。大島先生、続巻を首を長~くしてお待ちしております。
➃人間と一緒に散歩もできる
猫はリードが無くても一緒に散歩ができます。意外と町内一周くらいはできます。
ある時、外に行く猫についていってみました。そうしたらですね、猫、楽しそうにじゃれてくるわけですよ。
しかも、スリスリしたかと思えば、ダッシュで隠れるわけです。
「どこだぁ~」とこっちもかくれんぼう気分で探してみると、物陰からバッと出てきて、ちょっとタッチして、またどこかへ消えるわけです。
それを繰り返しながら、町内一周しました。猫も楽しそうです。
それ以降、時々人気のない夜中の町内散歩を一緒に楽しむようになりました。引っ越ししても引っ越し先で同じように散歩します。まぁ、少し離れればのどかな地域ですから。どの猫も一緒に出ていくと意外と嬉しそうにしています。本当ですよ!
一緒に暮らす前は、まさか猫と散歩ができるとは思っていませんでした。意外でした。
※猫は家飼いが推奨されています。本記事は猫を外に出すことについての是非を問うものではありません。
⑤意外と目で認識していることが多い
猫は色が分からないとか目はそんなに良くないとか聞きます。
が、意外と目で認識していることは多いと思います。
うちの猫は一番懐いている人がそれぞれ違うのですが、さっきまでスリスリしていたくせに顔を見たとたん「あ、こいつ違う」とつれない態度になったり。
また別の猫は、いつも食べてるパウチの生ご飯が入った引き出しを覚えていて、引き出しを引っ搔いて催促したり。
お腹が空いていると、その辺に置いてある開けていないパウチをがぶがぶ噛み千切ったり。あ、なんか別の問題な気がしてきましたが。他にもそう感じるエピソードがあったように思うんですが、今は思い出せない・・・
実際には視覚以外で覚えているのかも知れませんが、見ていると、それって目で把握しているよね!って思うことが度々ありました。
⑥意外と耳がよい
あるとき、家族が言いました。
「あなたが帰ってきたってすぐ分かる。猫があなたの自転車や車が止まると、寝ていてもすぐに反応する。同じような音でも他人だと反応しないのに。」
飼い主と他人の自転車や車の音を聞き分けているらしい。耳がいいのか、鼻がいいのか、頭がいいのか!
⑦性格は千差万別
初めて一緒に暮らした猫は、ボンボンで素直なおおらかな子でしたが、朝呼んでも飼い主が起きないと容赦なく首筋を噛んでくる(確実に起きる急所を狙う・・・)猫でした。ひぃぃ~
今一緒に暮らしている猫は、よっぽどのことが無い限り絶対に噛んだりしない子です。起きてほしい時はす~りすり、唇な~めなめ、してくる子です。
もう一匹の猫は、前脚の肉球をソフトにぺたぺたと顔に付けてきて起こしに来ます。起きないと起きるまでジーっとそばで辛抱強く待っている子です。
朝の起こし方ひとつを取っても意外と違いがあります。性格は千差万別、人間と同じですね。
一緒に暮らす前は、猫がこんなにも個々で違うとはイメージにありませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
猫飼いの皆さんに少しは「あるある!」って共感頂けましたでしょうか。
そして、これから猫を飼ってみたい方はご自身でさらなる猫の意外な面を見つけてみてくださいね!
何だかんだ、意外だとしても。猫はみんなかわいい。
こちらからは以上です!