ハイボールもオススメ!ボウモアの魅力について解説

ハイボールもオススメ!ボウモアの魅力について解説

アイラの女王」と称され、シングルモルト・スコッチウイスキーの中で絶大な人気を誇るボウモア。

ウイスキー初心者から上級者まで、非常に楽しめる逸品となっています。
今回はそんなボウモアについて記事にしてみました。

ボウモアとは

ボウモアはスコットランドのアイラ島で作られているシングルモルト・スコッチウイスキーです。

アイラ島と言えばウイスキー愛好家から「聖地」と呼ばれている島です。
スコットランド海岸から27km離れていて、人口がわずか3,000人。
日本の淡路島より少し大きいくらいの面積です。
そんな小さな島のアイラ島ですが、アードベッグ、ラフロイグ、ラガヴーリン…など、名前を聞くだけで興奮してしまいそうな名だたる蒸溜所が軒を連ねています。

そんなアイラ島に存在しているボウモア蒸溜所。
ボウモアはピートのスモーキーな香りや上品な甘み、独特な潮の香りなどが相まって非常にバランスの良い銘柄となっています。
スモーキーなのは勿論のこと、甘みもあり気品漂う女性的な味わいのため「アイラの女王」と称されています。
「アイラの王」と呼ばれているラフロイグと対照的ですね。
ラフロイグやアードベッグなどと比べるとそこまでクセが強くないため、初心者でも比較的飲みやすく、アイラモルト入門としては非常にオススメです。

ボウモアのテイストについて

四方を海に囲まれているアイラ島ですが、ウイスキーの製造工程において潮風の影響を強く受けます。
ウイスキーを熟成させる貯蔵庫には時たま波しぶきが入ってくることがあり、潮の香りが蒸溜所を包み込みます。
またボウモア蒸溜所が採掘するピートには、海風が運んできた海産物が豊富に含まれています。
「潮の香り」と評されているのはこういった理由から来ているんですね。
ストレートでじっくりと飲んでみると確かに塩っぽさを感じることができます。

また、ウイスキーの樽熟成にはホワイトオークのバーボン樽とスパニッシュオークのシェリー樽が使用されています。
バーボン樽が70%、シェリー樽が30%の比率で使用されているそうです。
この樽熟成により上品な甘みが出ているんですね。

ボウモアとサントリー、余談

2022年現在、ボウモア蒸溜所はサントリーが所有しています。
ボウモア蒸溜所もご多分に漏れず、経営難によりオーナーが次々に入れ替わるという歴史をたどっています。
その後1994年にサントリーが買収し、賛否はありますが巨大な資本により設備投資や品質管理など格段に向上していきます。

ちなみにサントリーの公式youtubeチャンネルにはボウモアの紹介動画があります。

加藤諒さんを起用して印象に残りますね。
2022年3月時点で約12万再生。なかなかの浸透度合いです。

 

余談ですが、こちらのシングルモルトの歩き方シリーズに出てくるマペットの「ささきさん」。

なんとモデルとなっているのは元バレーボール日本代表の佐々木太一さんです。
バレーボール引退後のセカンドキャリアとしてサントリーの営業職を経験後、マーケターやウイスキーアンバサダーとして活躍されています。
1990年代の中垣内祐一さんあたりを知っている世代からするとなんだか嬉しくなる情報ですね。

ボウモアの魅力

ボウモアの持つ魅力について、シンプルに挙げてみたいと思います。

  • スモーキーで美味しい
  • 甘みもあるので飲みやすい
  • ハイボールに合う
  • コスパが非常に良い

スモーキーさや甘さは前述したとおり。
上記のように全体的にバランスが良いのでハイボールで飲むのも非常にオススメです。
「ハイボールで飲むなんてもったいない」と言う方もいるとは思いますが、飲む人が満足できていればOKです。
ちなみにヒャクシル編集部員はもっぱらハイボールです。
食事にも合いますからね。

そして、なんと言ってもコスパが良いんです。

スモーキーで個性的なアイラモルト勢の中ではかなりお安く入手することができます。
700mlのボトルが4,000円前後が相場となっています。
他のシングルモルトは5,000円オーバーのものがほとんどですが、ボウモアは良心的な価格ですね。
1杯30mlだとして、700mlだと大体23杯分くらいなので1杯170〜190円で飲むことができます。

これを知ってしまうと家飲みが加速してしまいますね。

価格については2022年3月時点での情報になります。

ボウモアはどこで買える?

ボウモアは日本でもかなり浸透しているためかなり入手しやすいです。

近所の酒屋でもスーパーでも目にすることはできると思います。
スーパーだと西友などでも取り扱っています。

350mlのハーフボトルも売っていたりするので是非手にとってみてください。

ボウモアのまとめ

全体的にバランスが良く、昔からファンを魅了してやまないボウモア。
ボウモアをきっかけにアイラモルトにハマる方も多いと思います。
飲みやすくコスパも良いため、常に家にストックしておきたい銘柄です。

クリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

弊社が運営しているヒャクテンでもボウモアの取り扱いがあります。
是非ご覧ください。
ボウモア12年 700ml 40度 / BOWMORE 12YEARS

 

弊社ではネットショップ事業も手がけています。
各種ウイスキーの取り扱いもありますのでこちらも是非ご覧になってください。

ヒャクテン 公式通販サイト

 

投稿者
ヒャクシル編集部
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